自然素材の家づくり|メリット・デメリットを徹底解説
「子どもには自然のぬくもりを感じられる家で育ってほしい」
「毎日を心地よく、健やかに暮らせる家にしたい」
そんな想いから、"自然素材の家づくり"に興味を持たれる方が増えています。
私たち工務店にも、こうしたご相談が年々多く寄せられるようになりました。
今回は、『自然素材の家って実際どうなの?』という声にお応えして、
暮らしの視点から見たメリットと、知っておきたい注意点(デメリット)をわかりやすくご紹介します。
自然素材の家って、どんな家?
自然素材の家とは、できるだけ化学物質を使わずに、自然の素材を活かした住まいのことです。 たとえば、こんな素材がよく使われています。
無垢材(むくざい)
あたたかみのある木の床や梁。木の香りと肌ざわりが魅力です。素足でいたくなるような心地よさです。
漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)
壁に使われる塗り材。調湿性があって、空気を整えてくれます。また、防火性にも優れています。
和紙や天然繊維の壁紙
見た目もやさしく、光の当たり方で表情が変わります。自然の風合いが楽しめます。
自然素材は見た目の美しさだけでなく、心地よさや空気感の違いを、住んでから実感される方がとても多いです。
自然素材の家のメリット
1. 体にやさしいから、小さなお子さまにも安心
自然素材には、シックハウスの原因となる化学物質がほとんど含まれていません。
アレルギーが気になる方や、お子さまの健康を気遣うご家族には特におすすめです。
2. 湿度を調整してくれて一年中快適
無垢材や漆喰は、湿気を吸ったり吐いたりする調湿作用があります。
ジメジメする梅雨や、乾燥しがちな冬でも、自然に室内の空気を整えてくれて一年中快適に過ごせます。
3. 経年美化が楽しめる
自然素材は、時間が経つほどに味わいが増していくのも魅力のひとつ。
使い込むほどに深まっていく風合いを楽しめます。
4. 断熱性・省エネ効果に優れる
自然素材は断熱性にも優れた素材が多く、省エネ効果の高い家をつくることができます。快適さと光熱費の抑制を両立します。
5. 木の香りや肌ざわりに癒される
朝起きて、ふと感じる木の香り。素足で歩いたときのやさしい感触。
毎日の何気ない時間に、「ああ、自然素材にしてよかったな」と感じていただけると思います。
ちょっと気をつけたい自然素材の注意点(デメリット)
1. 建材に比べるとコストは高め
たとえば、無垢の床材や自然塗料は、量産の建材よりも少し価格が上がる傾向があります。
ただし、長い目で見てメンテナンス性や耐久性を考えれば、十分に価値のある選択です。
2. お手入れが必要な素材もある
自然素材の中には、湿度や汚れに敏感な素材もあるため、定期的な手入れやお手入れが必要です。
例:無垢床のオイル塗装、漆喰の補修など
私たちの工務店では、手入れの仕方や素材ごとの特徴もていねいにご説明していますので、安心してくださいね。
3. 素材ごとの特徴をよく理解しておく必要がある
自然素材は一つひとつ「表情」や「性質」が違います。例えば、無垢材は反ったり割れたりすることもあります。
そのため、設計段階で素材の特徴を理解した工務店と相談しながら進めることが大切です。
自然素材の家はこんな方にぴったり
赤ちゃんや子どもがいるご家庭
自然のぬくもりを感じる暮らしを大切にしたい方
アレルギーやシックハウスが気になる方
毎日を心地よく、穏やかに過ごしたい方
手をかけながら、住まいに愛着を持って暮らしたい方
まとめ|自然素材の家は「暮らし方」まで変えてくれるかもしれません
自然素材の家は、見た目の美しさだけでなく、空気や肌ざわり、気持ちの落ち着きなど、毎日の暮らしに深く関わってくれます。
もちろん、素材には特徴やクセもあります。だからこそ、そのご家庭に合った素材選びや暮らし方を一緒に考えていくことが大切です。
私たち未來建設では、自然素材の家づくりに長年取り組んでおり、お客様の暮らしに寄り添ったご提案をしています。
まずはお気軽に、ご希望をお聞かせください✨